うとうとさらの テンパり育児

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【つわりのピークはいつからいつまで?】悪阻で入院体験談。誰か助けて

 

こんにちは、うとうとさらです。

 

妊娠中一番辛かったもの…それは、つわり!!!

 たかがつわり、されどつわり、憎きつわり つわり つわり つわり

想像以上のエンドレスなつわり生活がありました。

 

つわりってこんなに辛いんだと思いました。「誰か助けて~」その声も虚しく、一人で耐えるしかない。

 

いつ終わるのかも分からない、出口のない暗いトンネルの中さまよっている気分です。今回はそんなつわりに苦しんだ妊婦時代のお話です。

 

今まさにつわりで苦しんでいる方がいたら、ぜひこの記事を旦那さんへ見せてくださいね。男性はなかなか実感しづらいと思うので分かってもらうためにも!(自分で説明する気力すらないときに)

 

今まさに、ご妊娠中の方に読んで頂けているならば・・・これだけは言わせてください。

何があるか分からない妊娠期間とにかく出産準備はお早めに!

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妊娠確定前からの吐き気・・・ゼリー必須

急に水すら飲めないなんて

友達は産休ギリギリまで元気に働いていたし、母もそんなに辛くなかったらしいので、私ものんきに安産家系だから…と安心してたんですよ。

そしたら突如目の前に現れた強敵。思い出してもまだ辛い、長い付き合いとなったあいつ。

 

私は、妊娠検査薬が陽性反応で「わーい♪」って時からまさかのつわり到来。

 

病院で「妊娠確定ですね」のお墨付きをいただく前にすでにつわり辛い!吐きそう助けて状態でした。

まず、朝起きたら胃がムカムカして二日酔いのひどいやつ、または船酔いの感じがあって…トイレへダッシュ!

 

次の日からはベッドの中で何か口に入れて紛らわせるためにアメとこんにゃくゼリーをスタンバイ。

柑橘系のものを食べるといくらからマシでした。気持ち悪くて水も飲めない状況です

 

起き抜けのゼリー

夜中目が覚めてもゼリー

寝る前もゼリー…

別にゼリー好きじゃないんですけど(笑)吐きづわりのくせになぜか超初期ではとにかく口にいれておかないと!って感じでした。

 

ここで初めて病院へ行く

病院で改めて妊娠検査してもらうことになったんですけど、吐き気でそれどころじゃないッスって感じでした。

しかも、つわり辛いですって言ったらなぜか先生にもこんにゃくゼリー勧められた!(笑)

わざわざデスク下から取り出して見せてくれた。あの、先生、薬貰えないのでしょうか。って正直思いましたが、すごすごとそのまま帰宅。

このあと、ある理由から病院を変えることになるんですが結果的には変えて良かったと思ってます。それについてはまた次回書きますね!

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きょうはつわりで会社休みます。

(綾瀬はるかのドラマではない)

当然仕事に行ける訳もなく、電話で上司に妊娠したことをまず伝え(まさかの電話越し)いかにつわりがひどくベッドから一歩も起きられない状況かを伝えました。トイレへ行くことすら、常に袋持って瀕死の状態でした。

 

この頃はまだ毎日電話して仕事休みますの連絡気が重い。またひとつ試練が。朝は特に吐き気ひどいから電話も辛い。

幸い上司は優しいおじさまでしたので、電話口で嫌味を言われることなどはありませんでした。唯一の救い!!!男性が上司で良かったです。

個人的には女性上司だと逆に理解されない気がします…私はつわりなかったよ!とかサラッと言われたりね。

 

暗い部屋でひとり瞑想

朝も昼も夜もずーっと気持ち悪くて、明るいと特にひどくなるから、とにかく目をつぶって暗い部屋で横たわるしかなくて、大変でした。テレビやスマホなんてもってのほか。目を使うと悪化しました。

 

とにかく時間が経つのが長く感じられて…心配そうに帰宅する夫くんの顔を見るまで孤独に耐えてました。

食事もほとんど口にできなかったので、みるみる体重が減ってしまい「このままでお腹の赤ちゃんはちゃんと育つのかな?」と不安になって泣いたりしてました。

 

妊娠中ってホルモンバランスのせいで情緒不安定になりやすいですよね。体調も悪いし、まだ赤ちゃんの心音も聞けてないこの時期はとにかく不安で毎日がブルーでした。

 

あの時何食べてたんだろうって思い出すと多分、ひたすらイチゴを食べて飢えをしのいでました。イチゴ、高かったけど、この時ばかりは切らさないように常に買ってきてもらってました。必死!生きるのに必死!

 

夫くんの出張がありしばらく家を空けてしまうとのことで、かなり不安になった私は実家に帰省させてもらうことにしました。

実家でも基本カーテンしめてベッドに横になってただただ耐えるしかなかったです…

でも、昼間人の気配があるだけでだいぶ気分的に落ち着いてきました。つわり中は、もし頼れる人がいるなら、頼ってください。

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妊娠悪阻の診断書

無事心音も確認できて一安心

この時は安心感が凄くて、今まで食欲なんてなかったのに病院帰りに夫くんにハンバーグ屋さんに連れて行ってもらいたらふく食べました。いつもの味が美味しかった!

何より普通に食事できたことが感動。(気分的な高揚感で食べれただけで、次の日からまた吐きづわり三昧でしたが)

 

辛いけど、仕事にも行かないといけないという焦る気持ちがなかなか終わらないつわりを悪化しているような気がしてました。

会社に行ったはいいけど昼で早退とか、全然仕事になりませんでした。常に吐き気と戦っていたので電話も辛い状況。戦力にならず、職場の方々には本当に申し訳なかったです。

そんな感じで逆に前よりひどくなってきたなこれもう耐えられない。

 

妊婦健診の日まで待てないので急遽予約なしでフラフラしながら、もちろん袋持参で病院にいきました。(ここではすでに病院変えてます)

ケトン体が出た

やっとこさの思いで、尿検査をしたところ・・・

ケトン体 +4!!

 

ケトン体とは・・・?

体内の脂肪をエネルギーに変える際に

できる物質のことを指す。

つわりの症状がひどく水分や食事がとれなくなると

体内の脂肪をエネルギーに変えようとして

ケトン体が過剰に生成されるため、

ケトン体が出ていることが

つわりの重症度をはかる目安となる。

 

つまり、+1 +2 +3 +4 と

数値が大きいほど重症化しているということ。

 

「うとうとさん、これね、あなたの身体は今飢餓状態ってことだよ!すぐに入院出来るかい、まずは点滴しようね。」

この先生の一言で、やっぱり私はつわりが重かったんだ。甘えてたからじゃなかったんだって安心してボロボロ泣いてしまい看護師さんによくここまで頑張ったね、ずっと辛かったねと言ってもらいました。

 

診断書には重度の妊娠悪阻(おそ)と記載されており、これをもってしばらくの間仕事をお休みして身体のことだけ考えられるようになりました。

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入院生活でまさかのつわり悪化

ニオイとイビキに要注意!

しかしですね、その入院生活は自宅より辛かったのです。

理由はまず、病室に漂う食事のにおいが辛い病院の食事は全く食べられないので(でも食事代は払っている)毎日母からイチゴの差し入れをもらって食べてました。

 

日中やっと眠れそうな時も定期的な検温等で起こされる眠れないのでとてもヒマ…活字は吐き気がしてネットも本も読めない(笑)

産科と婦人科の入院が同じフロアなので夜中も赤ちゃんの声が聞こえるけど、そのせいで寝不足&自分はちゃんと産めるのか更に不安になる。

 

そして極めつけが・・・隣の患者さんの イビキ がひどくてつわり悪化!!(音と光に過敏になっていると、事前に伝えていたが大部屋でした)

 

あんまりひどいので看護師さんに泣いて訴えました。しかしながら、個室が空いてなくてそのまま退院する流れに。通院で点滴に切り替えてもらいました。

 

この頃のつわりは、吐き気に加えて頭痛がひどかったです。特にちょっとしたテレビの音とかも響いてしまい片頭痛の延長みたいな感じで辛かったです。

もちろん、妊婦でも飲めるやさしめの薬を処方して貰いましたが私にはあまり効きませんでした。

 

ここでも心配症が出てしまい「赤ちゃんのために薬は極力飲みたくありません…」と先生にお伝えしたら困ってました。申し訳ない。

ほとんど寝たきりの生活で体力も落ちてきてとにかく、何もかもが不安。この頃は胎動もないし、お腹に赤ちゃんがいるという事がどうもしっくり来ない。

これから母になるという実感はなく、ただただ体調が悪いということしか考えられませんでした。

だから、この先に待ち受ける出産についてなんて、想像すら出来てませんでした。

 

安定期まで続くつわり

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ケトン体と脱水症状は点滴で改善

結局、個室が空いていないのと、点滴は通院でも可能ということで入院生活はすぐに終わりを迎えホッとしました。(ある意味、特大いびきの患者さんのお陰かも・・・)

 

相変わらず尿検査ではケトン体出ていたので、先生からすると本当なら退院はおすすめしないとのことでしたが、一旦実家に帰省することを条件に退院出来ました。

また、24時間点滴の成果で脱水症状も改善されました。

 

本当楽になるので、もし主治医の先生から特に言われない場合でもつわりで苦しい時は相談してみるといいかもしれません(私は点滴で改善されるとは、知りませんでした。)

少しずつ水やお茶も口にできるようになってきたのが良かったようです。

 

テレビで食べ物が映し出されるだけでえずいていたのですが(画面からニオイがするのではと思うくらい)だんだんと食べられるものが増えてきました。納豆巻きとか、野菜サラダとか。そうすると、少しづつですがスマホや本も読めるように。

 

安定期に入ったけれど・・・?

一般的に安定期は妊娠5ヵ月(妊娠16週)頃を言うのでその頃私も少し期待しながら つわり明けは近いのか?と思ってました。

でも甘かった。頭痛と突然の吐き気(初期の頃のような慢性的ではなくなった)に襲われることが、妊娠7ヶ月頃まで続きました

 

入院中看護師さんには「出産までつわり終わらなかった人もいるよ~☆ ニコッ」と死刑宣告されてたので、ある意味終わりが来てよかったですが。

 

いや、でも、今まさに長いトンネルの中で苦しんでいる妊婦にわざわざ話さなくても!!なぜ今~!と心で叫びました(笑)

 

でも、実際そういう方も中にはいらっしゃいますものね。本当にすごいと思います。

 

だって、ほぼ寝たきりで10ヶ月過ごしてどうやって出産の体力を絞り出すのでしょうか。涙

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つわりとのお別れ、そして切迫早産へ

やっとつわりは終わったけれど妊娠期間はそんなに甘くなかった・・・ここからは第二章の始まりです。

 

性別判明で気分も晴れやか

何の前触れもなく、さよならも言わず、あの子とのお別れは突然やってきたのです。

私の場合、性別が判明した7~8ヶ月頃につわりちゃんは旅立っていきました。

 

本当に突然なんですね。いつもなら起きた瞬間から頭痛がして吐き気がするのになぜか爽やか。

あれ、この食べ物美味しそう、ちょっと食べてみたい。ん?普通にテレビ見れるけど!!って感じで徐々に「これって、つわり終わってないか。」と気付きました。

あれだけ苦しんで、終わりはあっけなかったです。

 

しかも赤ちゃんが女の子と分かって嬉しさ倍増の時でしたからこれまでのブルーな気分から一転、何事にもポジティブになりました。

 

食欲は戻ったが、新たな試練

そして、マックフライポテトにドハマりしむさぼり食う生活。。。常にポテトのことで頭がいっぱいに☆(これ、妊婦あるあるみたいですね)

 

そして、そして・・・よーし、やっと仕事ができる!!産休まで頑張るぞと思って職場復帰したところ・・・またもや問題発生。

 

大きくなったお腹を抱えての長時間デスクワークは想像以上に負担がかかりました。毎日帰宅後、もう、お腹がカチカチで痛くて動けない!

段々無理して仕事を続けるうちに朝からお腹が張って痛くて起きれないことも出てきました。

 

あまりに痛く動けなかったある日のこと赤ちゃんのことも心配だったので、念のためにと受診すると・・・「切迫早産」と診断され、またしても自宅安静になりました。

 

入院する程ひどいものではなかったのでお腹の赤ちゃんには問題なく一安心。

しかしながら、またしても仕事に行けない申し訳なさと悔しさと後ろめたさがすごかったです。

もうクビになりそうなレベル・・・結局またしても休職せざるを得ない状況になりました。

 

産休までに終われば大丈夫と中途半端に残していた引き継ぎマニュアル、

乱雑なデスク周り・・・自分にしか来ないメールの返信は誰がするのかなぁ。

 

つわり明けに改めて取り掛かっていた業務がどれも完結していなかったので

色々と気がかりでした。(正直、つわりの時は自分が生きることに必死で職場のことまで考える余裕がなかったです)

 

だけど、とにかく今は赤ちゃんを守れるのは自分だけだ!と気持ちを切り替えて、出産準備や買い物リストなどを作成していました。

 

まとめ

早めの準備が大切です!!

冒頭でお伝えしたこの部分・・・何があるか分からない妊娠期間。とにかく動けるときに出来るうちにやっておこう。出産準備や仕事の引き継ぎはお早めに!!

 

あの時の自分に言いたいのんきにポテト食べてないで、早く買い物行きなさい!と。笑

 

そんな感じで、私の素敵なマタニティライフは皆無でした。ただすっぴんで家にひきこもる生活。

 

このあと、そんな生活のツケで陣痛がきてから体力不足に苦しむことになるとは・・・

それについてはまた今度書きますね。

あとはつわり明けの体重増加に悩んだお話もあります。(いつになったら娘登場するのかな 笑)

 

今日もお付き合いいただきましてありがとうございました♪